カンザキイオリ
2014年1月に「黒柿」名義にてボカロPデビュー。
カンザキイオリ名義に改名し「命に嫌われている。」「あの夏が飽和する。」「アダルトチルドレン」等のVOCALOID楽曲をニコニコ動画やYouTubeに投稿。
2017年8月に発表された「命に嫌われている。」は2023年8月時点でYouTubeにて2570万回以上再生されている。2021年には「歌い手・まふまふ」によって紅白歌合戦で披露された。
2018年にTHINKRおよび後に発足となったKAMITSUBAKI STUDIOに所属、自身の活動と「バーチャルシンガー花譜」のオリジナル楽曲全ての作詞作曲編曲を担当。
2019年4月、1st Album「白紙」を発売。
2020年2月、初の長編小説「獣」をEP「人生はコメディ」と共に発売。
同年11月、小説「獣」に大幅な改稿改題を施し、「あの夏が飽和する。」として全国の書店で発売。2022年8月より漫画家武富智先生により「月刊コミック電撃大王」にてコミック連載。
2024年には20万部を突破、6月には文庫化、全文朗読付き完全版単行本、Audible版が発売。
2021年6月、セルフボーカルによる音楽活動を本格始動。
7月には初のワンマンライブ「不器用な男」を開催。8月には2nd Album「不器用な男」を発売。
11月11日には小説「親愛なるあなたへ」を河出書房新社より全国発売。各書店文芸書ランキングを席巻、軒並み第1位の快挙を成し遂げた。
2023年5月、2ndワンマンライブ「別れなど、少年少女に恐れなし」を開催。
また同日をもってKAMITSUBAKI STUDIOを卒業し、新レーベル「IKIRU SHELF」設立を発表。7月14日に独立後初の創作 2nd EP「少年少女」を発表。
12月23日にAcoustic Mini Live「日々、」を開催、同日2024年夏に新作小説「自由に捕らわれる。」刊行を発表。
2024年6月27に大ヒットした小説「あの夏が飽和する。」の文庫本を発売。
また同日に人気声優の梶裕貴、入野自由、茅野愛衣を起用し、業界初の試みとなる小説の全編朗読音源のNFTが特典となっている完全版と「Audible」にて朗読音源のみも同時発売された。
7月23日、生配信にて有隣堂 伊勢佐木町本店を舞台とした特別映像が公開され「自由に捕らわれる。プロジェクト」として小説・EP発売、ワンマンイベント開催を告知。
同日にはWeibo、bilibili、英語版公式info Xなど海外向けSNSが開設。8月1日にはOfficial Siteとファンクラブ「命のプルーフ」が開設。
8月23日には3作目となる小説「自由に捕らわれる。」と3rd EP「自由に捕らわれる。」を同日に発売。これにより小説の著者累計発行部数は42万部を突破。
8月24日にはワンマンイベント3rd One-Man Memory「自由に捕らわれる。」の詳細と初のクラウドファンディングの開催が発表され、1ヶ月半の期間を経て、165%の達成率で10月15日に終了。11月16日新宿ピカデリー、11月17日なんば
パークスシネマにてボカロPとしては初めての自身の小説を自身で映像化したショートフィルムとライブシーンを合わせた映像作品となる3rd One-Man Memory「自由に捕らわれる。」を完売する回もある中、全4回上映した。
2025年5月、コミカライズ版「あの夏が飽和する。」最終巻である5巻が発売。8月12日、コミカライズ版の完結を記念した 4th EP「あの夏が飽和する。」をデジタル限定にて発売。
同日あの夏が飽和する。シリーズの新曲となる「正体」の漫画イラストを使用したMVも公開。
8月23日、多くの要望から3rd One-Man Memory「自由に捕らわれる。」を全国12館の劇場にて再上映。
再上映のラストには12月28日にニッショーホールにて約2年振りとなる有観客ライブ3rd One-Man Last Memory「自由に捕らわれる。」の開催をサプライズ発表した。