2014年1月に「黒柿」名義にてボカロPデビュー。
カンザキイオリ名義に改名し「命に嫌われている。」「あの夏が飽和する。」「アダルトチルドレン」等のVOCALOID楽曲をニコニコ動画やYouTubeに投稿。
2018年からはTHINKRおよび後に発足となったKAMITSUBAKI STUDIOに所属し、自身の活動と「バーチャルシンガー花譜」のオリジナル楽曲全ての作詞作曲編曲を担当。 2019年4月、1st Album「白紙」を発売。
2020年2月には楽曲「あの夏が飽和する。」を元にした自身の初の小説「獣」を発表し執筆活動を開始。また小説「獣」に大幅な改稿改題を施し、同年11月に小説「あの夏が飽和する。」として河出書房新社より全国の書店で発売 。20万部を超える大ヒット小説となり、2022年には8月より漫画家武富智先生により「月刊コミック電撃大王」にてコミック化、2024年には文庫版、15時間を超える全文朗読付き完全盤単行本も発売された。
2021年にはセルフボーカルでの活動も本格始動。 7月には初のワンマンライブ「不器用な男」を開催。 8月には2nd Album「不器用な男」を発売。 音楽活動と並行して2作目となる小説「親愛なるあなたへ」を発売し、各書店文芸書ランキングを席巻、軒並み第1位の快挙を成し遂げた。12月31日第72回NHK紅白歌合戦で代表曲である「命に嫌われている。」が「まふまふ」によって歌唱された。
2023年5月1日、2nd ONE-MAN LIVE「別れなど、少年少女に恐れなし」を開催。 また同日をもってKAMITSUBAKI STUDIOおよびTHINKRを卒業し、新レーベル「IKIRU SHELF」設立を発表。同年には独立後初の創作となる2nd EP「少年少女」を発売。自身の活動と並行しながら「ロクデナシ」や「莉犬」など若者からの支持を集めるアーティストへの楽曲提供も行う。年末にはYouTube配信にてAcoustic Mini Live「日々、」を開催した。
2024年には8月には大人気楽曲「自由に捕らわれる。」を元にした3作目の小説「自由に捕らわれる。」と同日には小説の主人公の気持ちを元に制作した3rd EP「自由に捕らわれる。」も発売、また小説とEPを同梱したCD付き特装完全単行本も全国の書店にて発売することを発表。また同年冬には3rd ONE-MAN MEMORY「自由に捕らわれる。」の開催を予定している。
創作を飾る棚という意味を込めた「IKIRU SHELF」というレーベル名の元、音楽活動や執筆活動など、ジャンルに捉われることなく創作に挑戦していく。